マラソントレーニングに励んでいる人なら
一度は耳にしたことが
あるんじゃないでしょうか!?
そんな言葉を良く聞くようになったきっかけを作ったのが田中宏暁先生です
田中先生は50歳でフルマラソン2時間38分42秒という驚異的なタイムを出し、
そのためのトレーニングのほとんどが
スロージョギングだったと言うのです
これを聞いたら、
「そんな事、絶対有り得ない」って
言いたくなると思います
世間一般の市民ランナーは
速く走るためにペース走やインターバルなどの
ポイント練習を入れて1秒でも速く走れるように
苦しいことをたくさんして励んでいるのに
スロージョギングなんて楽な事して
タイムが出たらみんな速く走れるようになっちゃうと思いますよね
これ、正解です
ただ田中先生がスロージョギングをメインにしていたのも事実だと思います
ではなぜそんなに速いタイムで走れたのか!?
それは元々の走力が高かったからです
田中先生は学生時代はバリバリの駅伝部で
活躍されていました
当然ですが5000m、19分を切って走れないランナーがスロージョギングを中心にトレーニングに励んでも2時間40分を切って走ることは不可能です
ですので5000mを18分台で走ることに余裕のある田中先生だから可能になったのが現実です
ただスロージョギングはマラソン練習にとって効果的な練習であるのは間違いありません
ゆっくりなペースなので長時間走る事が可能になります
マラソンは2時間以上運動し続けるという
スポーツなので
長時間運動し続けるスタミナへのアプローチや毛細血管の強化などLSDトレーニングと同じような効果が期待できます
また田中先生について詳しく解説された
YouTubeを下記にリンクさせていただきますので興味がある方は
そちらも参考にしていただけると嬉しいです
結論
楽なペースで走り続けても大幅な記録向上にはなかなか結びつきにくい
バランスの良いトレーニングを継続し続けることが大事
楽して速くなろうとする思考では駄目
当たり前のことですが
そこにきちんと向き合うことが記録向上の近道になると思います
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