ストライドをなるべく狭めて蹴らないように
優しく走ることにも集中しなくてはいけなくなった
ここで、給水が下手くそな影響も出てると思った
走りながら水分補給なんて至難の技だと感じ
ミネラル不足に間違いない
しかたないとマグオンの2つ目ラフランスを取り出す
アップルよりは飲みやすい味だった
カフェインも入っているので少し集中力が回復することを願う
しばらくなんとか走り
25kmの通過 1:38'22" この5km 19'55"
なんとかキロ4を維持していた
しかしもう脚は残ってない
太ももはパンパンに張っていたし
右足の痛みと左足の攣りかけにより
だいぶ推進力を失っていた
加えて向かい風に泣きたい気持ちだったが
「まだキロ4分1桁だ。そんなにペースは悪くない」っと
自分に言い聞かせる
後ろから来るランナーに抜かれた後
なんとか後ろにつこうと試みるが100mもつけない
ここからは1km毎にペースを確認しつつ
自分を鼓舞してなんとか走っていた
絶望感から立ち直れたのは目標の切り替えを
うまくできたからだと思います
最高の目標がサブエガで
最低の目標がサブ3と決めていたので
そこにうまく自分をはめ込めたのは大きかった
30kmの通過 1:59'13" この5km 20'51
キロ4'10"ペース
サブ3ペースをなんとか維持
ここからは逆算
残りの12kmをキロ5'で走っても
サブ3くらいだって考え
自分に余裕を持たせるようにしていた
この辺からは根性だけだった
息もほとんど上がっていなかったが
どうにもこうにも筋疲労で足が全く上がらない
33km過ぎには
今度は右足がピリッときて
両足攣りそうになってた
最後のマグオン、レモンを投入して
ペースは上がらないが気分だけでも上げていた
35kmの通過 2:21'03" この5km 21'50
ここからはあまり記憶がないです
ただ前だけを見て必死だった
39km過ぎフルの折り返しがあったのだが
このターン右足のマメに
さらなる激痛を与えてくれたのだけは覚えてますw
40kmの通過 2:44'25" この5km 23'22"
残りの2km突風の様な向かい風が吹き荒れてたが
なんとか一歩一歩進み競技場を目指す
競技場の電光掲示板が目に入るとギリギリ55'を
切れるか切れないかというタイム
ラスト最後の力を振り絞ってダッシュ
2'55'02"
なんとかサブ3達成

もう走れない、もう走りたくないw
そのまましばらく歩いて参加賞などを受け取り歩いていると
トレラングッズの店の前で両足がついに攣る
そのまま後ろにぶっ倒れるw
するとトレラングッズの店員さんが
「大丈夫ですか!?」って
すぐに脚を伸ばしてくれた
しかも、その手際の良さ
ただ者じゃないと思い聞いてみると
元トレーナーさんだったらしく
本当に助かった
名前もわならないけど
店員さんありがとうございました
この後しばらくして荷物を受け取り
近くで回復を待っていた
なんとか歩けるようになったが
おじいちゃんより歩くの遅かったw
駅に向かう途中土浦競技場の中を歩いていると
無料マッサージの文字が飛び込んできた

これは神の救いかと思い
受付にて軽くどういう状況かおしゃべりしていると
「両足攣るほどならしっかり治療しないとダメだね」って
ベテランの先生に治療してもらいました
こういうことは恥ずかしがらず言ってみるもんだな
治療してもらい、なんとか電車を乗り継ぎ帰宅
ダメージがかなりひどいのでしばらくお休みして
ゆっくりまたトレーニングしていこうと思います
この記事へのコメント