神野大地選手 秋本真吾氏によるスーパーかけっこアタック スタッフ目線による詳細

3月31日、日本ランニング協会と伊藤園の協賛による
第3回目のスーパーかけっこアタックが開催されました
今回ゲスト講師としてお迎えしたのが
先日のMGCの出場権を東京マラソンで獲得した
3代目山の神こと神野大地選手と

最近ではプロ野球選手の臨時コーチや
Jリーガーに走り方を教えたり
「最強の走り方」という本を先日出版されことでも話題の
元陸上200mハードルのアジア最高記録保持者でもある
秋本真吾氏による走り方教室が開催されました

子ども達70人ほどが集まる中、準備運動から始まり
ました
準備運動は通常の屈伸などが行われた後
神野選手に実際走る前におこなっているという
肩甲骨周りと腿の動的ストレッチを1種目ずつレクチャー
していただきました
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次に秋本真吾講師による走り方教室が開催され
姿勢、手の振り方、足の接地、スタートの仕方の
4つについてレクチャーがありました

秋本講師のお話はさすがで
子ども達にもわかりやすいような言葉を巧みに使いつつ
身振り手振りを交えながら、子ども達は楽しそうに
かけっこに取り組んでいました

私が聞いていて心に残ったのは
姿勢について焼き鳥の串が頭から刺さったように
ピーンとした背筋が伸びた状態で走ろうと
表現していたのはわかりやすかったです
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子ども達は吸収も早く秋本講師のおかげで
みるみる上達しているのが伺えた
1つのレクチャー毎に神野選手も子ども達と
いっしょに走ってもらい
実際いっしょに走れた子どもがうらやましいほどでした

その様子を目で追っているとあることに気づく
神野選手はジョグでもあんなに足が上がるのか、と思った
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その様子がこの写真であるが
蹴った方の左足の踵がお尻の近くまで上がっているのが
わかるでしょう
しかも股関節を上手に使いグッと前に回転させる走り方を
まじかに見れたのは今回1番の収穫だ

青山学院の原監督が神野選手の走り方に惚れ込んで
スカウトしたと聞いていたが
それがよくわかるシーンでした

その後、子ども達は20mのタイム測定を行い
トークショーと質問コーナーがありました

質問コーナーでは子ども達から神野選手に
なかなか良い質問がありましたので紹介したいと思います

東京マラソンではなんでペースを落とさず速く走れたのか?
という質問があり神野選手はこのように語ってました

専門的な話をすると東京マラソンはとても寒かったので
オイルを身体に塗ったのですが通常なら露出している部分にしか
オイルを塗らないがアームウォーマーなどで覆われている部分
全身にオイルを塗ることで走っている時に寒さは感じなかったと
話されていました

もう一つぜひ紹介したい質問があります
スカッシュの日本一になったという小学生の女の子から
世界を目指す上で何にすれば良いかという問いがあり

神野選手は
今すぐに世界と戦うことは難しいけど
小さい目標を一つずつクリアしていく先に世界が見えてくる
スカッシュをしていくなかでスカッシュが嫌になってしまう
時があるかもしれないけど
半歩先の小さな目標を積み重ねることで必ず光が見えるというような
お話をされていた

神野選手らしいお話だなという印象でした
小学生の頃から速く走れた訳ではなく
マラソン大会でも1番になったことはなかったそうです
かけっこも全然速くなかった
50m走も8秒5くらいで、でも走ることは好きで
『次は8秒4で走れるように』と
小さな目標を積み重ねて速くなれたと思います

長距離は努力の積み重ねでトップレベルまでになれるので
サッカーや野球選手も良いですが
陸上選手をぜひ目指してほしいと語っておられました




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