今朝スマホを見てかなりビックリしてしまいました
川内優輝選手、ボストンマラソン優勝の文字が目に飛び込んできて
思わず、すげぇーと呟いてました
というのもボストンマラソンは今一番油ののったランナーが多数出場するため
その大会で優勝するというのは世界選手権などで優勝するのと
同じような価値があると思います
実際、今回のボストンでは世界王者のキルイ選手が出場してますし
この大会で優勝するのがどのくらい難しいのかわかると思います
川内選手も大会前はなんとか入賞したいですと、言ってましたし
作戦も集団で力を貯める省エネ作戦を考えていたみたいです
ですがレース当日は気温氷点下、大雨、強風、という過酷な条件で
決して良いタイムが出るようなレースコンディションではありませんでした
メジャーリーグではエンゼルスの大谷選手の登板試合が中止になるくらいの
ボストンは季節外れの寒波に見舞われていました
大会に出場する選手達のメンタルはたぶんかなりマイナスになっていたと思えますね
ただ川内選手はたぶんバッドコンディションに強いという自負があったと思うので
プラスに働いていたんじゃないかと考えられます
実際レースがスタートするといきなりダッシュをして大逃げを敢行するという
事前の作戦とはかなり違うことをしたところからも
自分の最高の舞台だと思っていたんじゃないかと推測しました
レースは10km過ぎで大逃げしていた川内選手をアフリカ勢などの
有力ランナー達が捉え川内選手は後退してかなりの遅れをとりますが
ある程度計算していたのではないかと思います
川内選手は決してスピードランナーではないです
ハーフマラソンや30km走までなら
箱根駅伝の有力ランナー達より遅いのですから
川内選手のすごいところは筋持久力が半端ないところです
後半のハーフと前半のハーフのタイム差が極端に少ないのです
大体のランナーは後半のタイムがかなり落ちてしまうので
マラソンは30kmを越えてからと良く言いますが
そういう意味もあると言えます
レースは後半やはりバッドコンディションの影響もあり
脚が止まるランナーが多い中
徐々に順位を上げ38km過ぎで一位のキルイ選手と20秒差までに縮め
40km過ぎで逆転し、そのまま独走しての優勝
終わって見れば2位のキルイ選手とは2分以上の差での勝利
すごいとしか言えないですね
強いランナーとは川内選手の様な人を言うんだと改めて思いました
優勝後のインタビューでも今日のコンディションについて聞かれ
自分にとっては最高のコンディションでしたと答えてましたので
やはりプラスのメンタルで挑んだことが伺えます
ビッグレースに優勝して賞金も1500万程もらえるそうで
これもあっぱれなことですね
本当に素晴らしい快挙だと思います
川内選手おめでとうございます
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