今回はその応用編としてブレーシングを紹介させていただきます
ドローインのようにお腹を「凹ませる」のではなく
ブレーシングは「力を入れて安定させる」ことが目的です
人は大きな声を出すときや重い物を持ち上げるときなど
グッとお腹に力を入れているはずです
ふにゃふにゃのお腹では力がでませんよね
腹圧に力が入ってはじめて力を発揮することができます
その状態をブレーシングといいます
それでは実際にやり方を説明していきます
1 . 背筋を伸ばして立ちます
2 . 腰に手を当てお腹の横をつかみます
銭湯などに行った時に飲む牛乳のような格好ですw
3 .お腹に力を入れます
これだけです
非常に簡単ですね
実際お腹に力を入れた時、どこに力が入ってますか?
前ですか?横ですか?後ろですか?
前だけに力が入っていませんでしたか?
ほとんどの人が前だけに力が入りがちなんですが
これではブレーシングになりません
ブレーシングとはお腹周りの筋肉
(腹横筋だけでなく腹壁に関与する内腹斜筋や外腹斜筋を含めた筋)
を引き締めることを言います
もう一度やってみましょう
お腹をつかんでいる指で力が入っていることが確認できるようにしてください
そして前はあまり意識しなくて良いので横や後ろに力をを入れる意識を持って
やってみてください
ブレーシングができると、コア(インナーマッスル)まで活発に働くようになり
より体幹の筋を働かせることができます
その効果として、突発的な動きや、ランニングだけではなく変化のある動作においても
背骨を安定させることができるようになります
ブレーシングは力を発揮する準備ができていることになるため
体幹がしっかり安定して力を発揮する事ことが容易になりますので
ランニングには欠かせないトレーニングになってきます
やり方が簡単なのでどこでも気軽にできますし隙間時間を利用して
ぜひ行ってください
実際、僕は電車の中や職場で休憩中などに行っていますが
効果は確実にあると思いますよ
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